专利摘要:
本明細書に記載の実施形態は、プラズマを使用した基板製造方法において処理情報を得るための方法及び装置を提供する。一実施形態において、1つ以上の光計測モジュールを有するチャンバが設置され、モジュールは、プラズマ処理からの光エネルギーが実質的な直交角度で検出されるように位置決めされる。検出された光エネルギーから得られたメトリックを、終点決定、基板温度及び基板上の限界寸法のモニタリングに利用することができる。
公开号:JP2011513975A
申请号:JP2010548794
申请日:2009-02-17
公开日:2011-04-28
发明作者:マシュー;フェントン デービス;レイ リアン
申请人:アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated;
IPC主号:H01L21-3065
专利说明:

[0001] (分野)
本発明の実施形態は概して、基板上に電子デバイスを作製するための方法、より具体的には電子デバイス作製過程における処理パラメータのモニタリングに関する。]
[0002] (関連技術の説明)
より速くより処理能力の高い集積回路(IC)デバイスに対する需要は、高いアスペクト比の特徴部(トレンチ、ビア等)を基板(半導体ウェハ等)上にエッチングする必要を含め、IC製造技術に新たな難題をもたらした。例えば、一部のダイナミックランダムアクセスメモリ用途で使用されるディープトレンチのストレージ構造では、半導体基板に深くアスペクト比が高いトレンチをエッチングする必要がある。典型的には、ディープシリコントレンチエッチングは、酸化ケイ素マスクを利用した反応性イオンエッチング(RIE)法において行われる。]
[0003] 半導体ウェハへの高いアスペクト比の特徴部のエッチングにおいてロバストな性能を示してきた慣用のシステムが、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から入手可能なAPPLIED CENTURAHART(商標名)エッチシステム及びDecoupled Plasma Source(DPS、商標名)システムである。HART(商標名)エッチングシステムでは、中心から縁部にかけてトレンチ深さの均一性を5%に維持しながら最高で70:1のアスペクト比を有するトレンチをエッチング可能なMERIEリアクタを利用する。しかしながら、サブ90nmの限界寸法を有する集積回路の作製を可能にするために、回路の設計者は、アスペクト比がより高くなってもトレンチ均一性が高いことを必要としている。このため、エッチング性能を向上させることによって次世代デバイスを実現できるようにすることが望ましい。]
[0004] これらの課題を解決するためには、処理中のウェハについての処理パラメータ(ウェハ温度、特徴部の深さ又は寸法等)のモニタリングについて改善を加えなくてはならない。一般に、慣用の測定技法及び装置には、ウェハに近接して位置決めされる熱電対又はプローブ(高温計、ウェハ温度をモニタするためのその他のプローブ等)が含まれる。その他の慣用の測定技法には、スキャトロメトリ(scatterometry)、発光分光分析、レーザーインフェロメトリ(laser inferometry)等、或いは従来の時間領域及び/又は周波数領域での測定によってエッチング処理の終点を検出する方法が含まれる。これらの慣用の方法によって有用な結果が得られることもあるだろうが、ますます深くなるトレンチ深さ、高くなるアスペクト比及び小さくなる限界寸法に伴い、慣用の測定法では次世代の処理に対応できなくなるかもしれない。]
[0005] 従って、処理パラメータの精確でリアルタイムのメトリックを得るための改善された装置及び方法への需要がある。]
概要

[0006] 本願に記載の実施形態は、プラズマを使用した基板製造方法において処理情報を得るための方法及び装置を提供する。]
[0007] 一実施形態において、処理チャンバについて説明する。この処理チャンバは、処理容積を有するチャンバ本体アセンブリと、チャンバ本体部の天井部に連結され且つ光計測信号を伝送可能な領域を有するシャワーヘッドアセンブリと、チャンバ本体部の半径方向位置で処理容積を観察するように配置された光学モニタリング装置と、シャワーヘッドアセンブリの伝送領域を通してシャワーヘッドの面に直交する角度でチャンバ本体部の処理容積を観察するように配置されたスペクトル検出システムとを含む。]
[0008] 別の実施形態において、放射光源及び分光計に連結された光ファイバケーブル束について説明する。この光ファイバケーブルには、少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、放射光源と通信する複数の第1ソースファイバ及び複数の第1信号ファイバを備える第2部位が含まれ、複数の第1ソースファイバの一部は複数の第1信号ファイバに対して離間関係に配置され、光ファイバケーブルは更に、複数の第2ソースファイバと、複数の第2信号ファイバと、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位を含む。]
[0009] 別の実施形態において、基板を処理する方法について説明する。本方法は、エッチングチャンバ内の基板支持体上に位置決めされた基板をエッチングし、基板はプラズマの存在下でパターンマスク層を通してエッチングされ、光エネルギーをプラズマへと基板に向けて導入し、第1信号及びプラズマからの第2信号を収集し、第1信号を光ファイバ束を通して検出装置に伝送し、収集された信号に応答してエッチング処理を制御することを含む。]
[0010] 別の実施形態において、放射光源及び少なくとも1つの分光計に連結された光ファイバケーブル束について説明する。この光ファイバケーブル束は、束に固定された複数の光ファイバを含み、この束は、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位は共通半径上に配置され、各ソースファイバは、この共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離される。]
[0011] 別の実施形態において、基板を処理する方法について説明する。本方法は、エッチングチャンバ内の基板支持体上に位置決めされた基板をエッチングし、基板はプラズマの存在下でパターンマスク層を通してエッチングされ、光エネルギーをプラズマへと基板に向けて導入し、第1信号及びプラズマからの第2信号を収集し、第1信号を光ファイバ束を通して検出装置に伝送することを含み、光ファイバケーブル束は、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位は共通半径上に配置され、各ソースファイバは、この共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離されており、本方法は更に、収集された信号に応答してエッチング処理を制御することを含む。]
[0012] 別の実施形態において、コンピュータ可読性媒体を提供してエッチング処理を制御する。一実施形態において、コンピュータ可読性媒体は、処理システムによって実行されると処理システム内で行われるエッチング処理を制御する命令を格納し、このエッチング処理は、処理システム内の基板支持体上に位置決めされた基板をエッチングし、基板はプラズマの存在下でパターンマスク層を通してエッチングされ、光エネルギーをプラズマを通して基板に向けて指向させ、第1信号及びプラズマからの第2信号を収集し、第1信号を光ファイバ束を通して検出装置に伝送し、収集された信号に応答してエッチング処理を制御することを含む。光ファイバケーブル束は、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位は共通半径上に配置され、各ソースファイバは、この共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離される。]
図面の簡単な説明

[0013] 上記の構成が詳細に理解されるように、上記で簡単に要約した本発明のより具体的な説明を実施形態を参照して行う。実施形態の一部は添付図面に図示されている。しかしながら、添付図面は本発明の典型的な実施形態しか図示しておらず、本発明はその他の同等に効果的な実施形態も含み得ることから、本発明の範囲を限定すると解釈されないことに留意すべきである。]
[0014] 処理チャンバの一実施形態の断面図である。
図1のシャワーヘッドアセンブリの一実施形態の断面図である。
スペクトル検出システムの一実施形態の概略図である。
光ファイバケーブル束の一実施形態の等角断面図である。
光ファイバケーブル束の別の実施形態の断面図である。
光伝送装置の一実施形態の概略断面図である。

エッチング処理における基板の概略断面図である。
エッチング処理における基板の別の実施形態の概略断面図である。
微小電気機械システム(MEMS)によるエッチング処理中に収集されたデータを表すグラフである。
エッチング処理中に収集されたプラズマ発光データを示すグラフである。
基板温度の関数としてのシリコン吸収端の点を示すグラフである。
光伝送装置の様々な要素の反射を示す概略図である。
プラズマフィルタリング法の一実施形態を示す概略図である。
フィルタリングされた吸収スペクトルデータと比較した生の吸収スペクトルデータを示すグラフである。
終点検出方法の一実施形態を示すフローチャートである。] 図1
[0015] 円滑な理解のために、可能な限り、図面に共通する同一要素は同一参照番号を使用して表した。一実施形態の要素は、特に記載することなくその他の実施形態で便宜上利用することが可能である。]
詳細な説明

[0016] 本明細書に記載の実施形態の説明は、エッチングチャンバ内で行うエッチング処理としての例示的なものであり、本明細書に記載の態様を他のチャンバ及び処理で使用することも考えられる。例には堆積チャンバ、例えばエピタキシャル堆積チャンバ、化学気相蒸着(CVD)チャンバ、プラズマ化学気相蒸着(PECVD)チャンバ、物理気相蒸着(PVD)チャンバ等である。その他の処理には、プラズマ処理及び高速熱処理(RTP)チャンバ、高温を利用し及び/又は処理パラメータのリアルタイムのモニタリングを必要とするその他の処理が含まれる。]
[0017] 図1は、プラズマチャンバとして構成された例示的な処理チャンバ100の一実施形態の断面図である。一実施形態において、処理チャンバ100は、高アスペクト比の特徴部を基板144にエッチングするのに適している。処理チャンバ100には、処理容積106の範囲を定めるチャンバ本体部102と蓋部104とが含まれる。チャンバ本体部102は典型的にはアルミニウム、ステンレススチール又はその他の適切な材料から作製される。チャンバ本体部102は一般に、側壁108及び底部110を含む。基板アクセスポート(図示せず)は一般に側壁108に画成され、また処理容積106内に配置された基板支持アセンブリ148への基板144の搬入及び搬出を円滑に行うためのスリットバルブによって選択的に密封される。排気ポート126がチャンバ本体部102に画成されており、処理容積106をポンプ系へと連結している。ポンプ系は一般に、処理チャンバ100の処理容積106の排気及び圧力の調節に利用される1つ以上のポンプ及びスロットルバルブを含む。一実施形態において、ポンプ系は、処理容積106の圧力を、典型的には約10mTorr〜約20Torrの作業圧力に維持する。ライナ112を側壁108の内面に連結して処理チャンバ100の内部を保護してもよい。ライナ112は、基板支持アセンブリ148の一部の上に設置することもできる。] 図1
[0018] 基板支持アセンブリ148は、処理チャンバ100の処理容積106内のシャワーヘッドアセンブリ130下に設置され、処理中、基板144を保持する。基板支持アセンブリ148の基板受け面の面は、シャワーヘッドアセンブリ130の面に対して実質的に平行である。基板支持アセンブリ148は一般に複数の昇降ピン(図示せず)を含み、この昇降ピンは基板支持アセンブリを貫通して配置され且つ基板支持アセンブリ148から基板を持ち上げるように構成されており、ロボット(図示せず)との基板144のやりとりを慣用のやり方で円滑に進める。]
[0019] コントローラ150が、処理チャンバ100に連結される。コントローラ150は、中央処理装置(CPU)、複数の入力/出力(I/O)装置、サポート回路(例えば、電源、クロック回路、バスコントローラ、キャッシュ等)、読み取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。以下で説明するエッチング処理のための命令を、コントローラ150内のコンピュータ可読性媒体内に格納し、コントローラ150によって実行することができる。]
[0020] 一実施形態において、基板支持アセンブリ148は、取付プレート162と、ベース164と静電チャック166とを含む。取付プレート162はチャンバ本体部102の底部110に連結され、ユーティリティをベース164及びチャック166に送るための経路(流体用導管、電力線、センサのリード線、その他のユーティリティ等)を含む。ベース164又はチャック166の少なくとも一方が、支持アセンブリ148の横方向の温度プロファイルを制御するための少なくとも1つの任意の埋設ヒータ176及び複数の導管を含み得る。図1に図示の実施形態において、2本の導管168、170はベース164内に配置され、抵抗ヒータ176がチャック166内に配置される。導管168、170及びヒータ176を利用してベース164の温度を制御することによって静電チャック166を加熱及び/又は冷却し、この静電チャック166上に配置された基板144の温度を少なくとも部分的に制御する。] 図1
[0021] 蓋部104はチャンバ本体部102の側壁108上に密封支持され、場合によっては処理チャンバ100の処理容積106にアクセスできるように開放される。蓋部104は、光学的なプロセスモニタリングを円滑に進めるためのウィンドウ142を含む。一実施形態において、ウィンドウ142はサファイア、石英又は光学モニタリングシステム140によって利用される光信号を伝送可能なその他の適切な材料を含む。]
[0022] 処理チャンバ100は、少なくとも1つの光計測モジュール、例えば光学モニタリングシステム140及び/又は光学モニタリング装置128を含む。光学モニタリングシステム140及び光学モニタリング装置128は共に、チャンバ本体部102の処理容積106及び基板144の少なくとも一方若しくは両方を観察できるように又は少なくとも一方若しくは両方にアクセスできるように位置決めされる。一応用例において、光学モニタリングシステム140によって分析される光信号は、伝達されてきたパターンにおける不一致(限界寸法(CD)、膜厚、構造体の幅/寸法等)を処理の調節により補正することを可能にし且つ処理状態のモニタリング(プラズマのモニタリング、温度のモニタリング、CDのモニタリング等)及び/又は終点の検出並びにその他の機能を行うための情報をもたらす。]
[0023] 光学モニタリング装置128は、基板支持アセンブリ148に対して概して半径方向のチャンバ本体部102上に位置決めされたウィンドウ127も含み、光学発光スペクトル(OES)モニタとしても機能し得る。光学モニタリング装置128は、プラズマの状態、チャンバ整合の程度、チャンバ障害の原因及び処理チャンバ100内のその他の光学的属性をモニタするように構成することができる。本明細書に記載の実施形態が有益となるように構成し得る1つの光学モニタリングツールが、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から入手可能なEyeD(登録商標)フルスペクトル干渉計測モジュールである。このため、光学モニタリングシステム140及び光学モニタリング装置128の一方又は両方によって、パターンの不一致、処理状態のモニタリング及び/又は終点の検出に関する情報が得られ、これらは基板144の面に直角に及び横方向に位置決めされた見晴しのきく位置からモニタすることができる。]
[0024] シャワーヘッドアセンブリ130は、蓋部104の内側に取り付けられる。シャワーヘッドアセンブリ130は複数の開口部135を含み、この開口部によってガスがシャワーヘッドアセンブリ130内を流入ポート132から処理チャンバ100の処理容積106内へと、チャンバ100内で処理中の基板144の表面全体に既定の配分で流れ込む。シャワーヘッドアセンブリ130は更に、光計測信号を伝送可能な領域を含む。シャワーヘッドアセンブリ130における光学的に透過性の領域又は経路138は、光学モニタリングシステム140による処理容積106及び/又は基板支持アセンブリ148上に位置決めされた基板144の観察に適している。この経路138は、光測定システム140によって発せられまた反射して戻ってきたエネルギーの波長に対して実質的に透過性である、シャワーヘッドアセンブリ130に配置された物質又は形成された1つ若しくは複数の開口部であってよい。経路138は、基板144の面に対して実質的に直角に位置決めされる。一実施形態において、経路138はウィンドウ142を処理容積106の過酷な環境から保護するためのプレート143を含む。プレート143は、サファイア材料、石英材料、酸化イットリウム(Y2O3)等の光学セラミック又はその他の適切な材料である。或いは、プレート143を、ウィンドウ142と処理容積106との間の蓋部104に配置してもよい。]
[0025] 一実施形態において、シャワーヘッドアセンブリ130は複数の区域から構成されており、処理チャンバ100の処理容積106内へのガスの流れを別々に制御できるようになっている。図1の実施形態において、シャワーヘッドアセンブリ130は内方区域と外方区域とを有しており、これらはガスパネルに別々に連結されている。ガスパネルは処理チャンバ100に連結されており、別々の流入ポート132´、132´´を通して処理容積106に処理ガス及び/又は洗浄ガスを供給する。ガスパネルは、処理ガス及びキャリアガスを流入ポートに送るためのガス供給源(図示せず)に連結される。処理ガスの例には、SiCl4、HBr、NF3、O2、SiF4その他が含まれる。キャリアガスの例には、N2、He、Ar、処理ガス及び非反応性ガスに不活性なその他のガスが含まれる。] 図1
[0026] 一実施形態において、光学モニタリングシステム140は、CD、膜厚及びプラズマ属性をインシチュ(プラズマ処理中)及び/又はエクスシチュ(プラズマ処理の前又は後)に測定することができる。光学モニタリングシステム140は、1種以上の非破壊性の光学測定技法(分光法、干渉法、スキャトロメトリ、反射率測定法等)を採用することができる。光学モニタリングシステム140は、例えば、干渉モニタリング技法(例えば、時間領域内の干渉縞を数える、周波数領域内の縞の位置を測定する等)により基板144に形成中の構造体のエッチング深さプロファイルをリアルタイムで測定するように構成される。特定の用途においてどのようにして光学モニタリングを利用するかについての詳細が、2003年9月29日に同一人により出願された米国特許出願第10/674568号(2004年10月14日に米国特許公開第2004/0203177号として公開)及び2002年7月2日に発行の米国特許第6413837号に開示されており、これらの文献は共に引用により本明細書に組み込まれる。]
[0027] 図2は、シャワーヘッドアセンブリ130の一実施形態の断面図である。シャワーヘッドアセンブリ130は一般に、蓋プレート202と、上方プレナムプレート204と、下方プレナムプレート206と、ガス分散プレート210を含む。上方プレナムプレート204及び下方プレナムプレート206は離間関係でもって連結され、またシャワーヘッドアセンブリ130の上部構造を画成する蓋プレート202内に形成された凹部270内に設置される。プレート204とプレート206との間に画成された内部域134は、バリア236によって少なくとも2つの区域に流体的に分離される。図2に図示の実施形態において、バリア236は、内方プレナム218を外方プレナム220から分離している。] 図2
[0028] 経路138はシャワーヘッドアセンブリ130を貫通して形成されており、チャンバの処理及び/又は基板の属性の光学モニタリングシステム140によるモニタリングを促進し、また光伝送装置205を含む。経路138は一般にシャワーヘッドアセンブリ130の実質的な幾何学中心に位置し、また蓋プレート202、上方プレナムプレート204及び下方プレナムプレート206に形成された、同軸に整列させられた開口部によって画成される。経路138は一般に、蓋プレート202、上方プレナムプレート204、下方プレナムプレート206及び基板144(この図では図示せず)の1つ又はその組み合わせの面に実質的に直交する角度で形成される。]
[0029] 一実施形態において、蓋プレート202及びプレート204、206において同軸に整列させられた開口部のそれぞれは、レンズ装置211及びプラグ254を収容できるように構成されており、レンズ装置及びプラグは光伝送装置205の部品である。一実施形態において、レンズ装置211は、光学モニタリングシステム140に光ファイバケーブル束215によって連結されたコリメータの一部である。]
[0030] ウィンドウ142は、シャワーヘッドアセンブリ130から光学モニタリングシステム140へのガス漏れを防止するために、経路138内に密封して配置される。Oリング(図2では参照番号がふられていない)を設置してウィンドウ142を上方プレナムプレート204及び蓋プレート202に封止する。蓋プレート202並びに蓋プレート202、上方プレナムプレート204及び下方プレナムプレート206を貫通して形成された経路138についての更なる詳細並びに図1の処理チャンバ100についての更なる詳細は、2006年5月3日に出願された米国特許出願第11/381523号に見つけることができ、この文献は引用により本明細書に組み込まれる。] 図1 図2
[0031] プラグ254は、光学モニタリングシステム140が利用する信号を伝送可能に構成される。一実施形態において、プラグ254は複数のチャネル260を含み、これらのチャネルは、経路260内でのプラズマ形成を防止しつつ、光学モニタリングシステム140によるチャンバ100の処理容積106とのインターフェース接続を可能にする。一実施形態において、チャネル260は、少なくとも約10:1、例えば14:1のアスペクト比(高さ対直径)を有する。別の実施形態において、チャネル260は、DEBYE長さ及び/又は電子平均自由工程以下の直径を有し、例えば約1.5mm未満であり、例えば約0.9mmである。別の実施形態において、チャネル260は、最高約60%の開口面積を占める。プラグ254は一般に、処理に使用する化学物質に対応した材料から作製される。一実施形態において、プラグ254は誘電体、例えばセラミックから作製される。別の実施形態において、プラグ254はアルミニウムである。]
[0032] シャワーヘッドアセンブリ130の耐用寿命を延ばすため、ガス分散プレート210は、イットリウム(Y)若しくはその酸化物で作製されるか被覆されるかの少なくとも一方である。一実施形態においては、ガス分散プレート210をバルクイットリウム又はその酸化物から作製することによってフッ素による作用に対する耐性を付与する。その他の実施形態においては、ガス分散プレート210を、バルク酸化イットリウム(Y2O3)から作製する。]
[0033] 任意で又は加えて、ガス分散プレート210が、光信号伝送性のプレート143を含んでいてもよい。プレート143は、ガス分散プレート210に、その実質的な幾何学中心で連結される又は固締される。この実施形態において、プレート143は、イットリウム又はその酸化物、例えばバルクY2O3から形成される。]
[0034] プラグ254に形成されたチャネル260は、ガス分散プレート210に形成された開口部262と整列させられる。プレート143を使用する応用例において、開口部262は、プラグ254に形成されたチャネル260と実質的に整列するようにプレート143に形成される。開口部262はガス分散プレート210の中心に集中しており、またガス分散プレート210を通した光信号の効果的な伝送を促進するのに適した密度、直径(又は幅)、断面形状及び開口面積を有する。一実施形態において、開口部262の数及び断面形状は、チャネル260のものと同様である。ウィンドウ142によってチャネル260及び開口部262はガス流という観点から行き止まりとなるが、光伝送は可能である。このため、チャネル260、開口部262及びウィンドウ142は、チャンバ100内での光学モニタリングシステム140による光学モニタリングを、真空の喪失又は光学ビュー経路を画成する構造へのプラズマによる損傷なしに促進する。]
[0035] 図3は、図1の処理チャンバ100と共に使用し得るスペクトル検出システム300の一実施形態の概略図である。スペクトル検出システム300は、光学モニタリングシステム140及びチャンバ100の処理容積106に、図4を参照して説明する光ファイバケーブル束215及び光伝送装置205によって連結される。スペクトル検出システム300は、紫外可視(UV−Vis)範囲及び近赤外(NIR)範囲の波長を有する光を発するように構成された広帯域光源325を含む。別の実施形態において、広帯域光源325は、約200nm〜約1800nmの波長を有する光を発する。広帯域光源325は水銀ランプ、重水素ランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)又はこれらの組み合わせであってよい。更に、広帯域光源325を、望ましい頻度でオン/オフ切り替えされる及び/又はシャッターがおりる(ストロボ、フラッシュ等)ように構成してもよい。一実施形態において、広帯域光源325は、約200nm〜約1800nmの波長で光を発するように構成されたキセノン(Xe)フラッシュランプである。] 図1 図3
[0036] スペクトル検出システム300は、光エネルギーを処理容積106から受け取るように構成された少なくとも2つの分光計320、335も含む。分光計320、335は、UV−Vis及び/又はNIR波長の光学波長を受け取るように構成される。一実施形態において、分光計320、335は制御装置を搭載した2波長分光計(dual channel spectrometer)である。分光計320がNIR波長の光信号を処理し、分光計335がUV−Vis波長の光信号を処理するように構成することができる。一応用例において、分光計320は約900nm〜約1700nmの光学波長を処理するように構成され、分光計335は約200nm〜約800nmの光学波長を処理するように構成される。各分光計320、335は、例えばイーサネットケーブル308によってコントローラ150に連結され、イーサネットケーブルはローカルエリアネットワーク(LAN)ケーブルであってもその他の配線方法であってもよい。加えて、ライン350によって、信号をコントローラ150から分光計320、335の一方又は両方に伝送してこの2つの分光計内の磁場を同期させてもよい。]
[0037] 様々な信号ラインが図3に概略的に図示されており、分光計320、335と光学モニタリング装置128、光伝送装置205とを連結している。この実施形態において、参照番号315A〜315Cの信号ラインは、光ファイバケーブル束215の1本以上の個々のファイバを表す。広帯域光源325からの広帯域の光は光伝送装置205に続くライン315Aを介して処理容積106へと伝送され、基板144に衝突する。これについては、図5の説明においてより詳細に説明する。基板144及び/又はプラズマ305で反射した光エネルギーの一部は分光計320、335の一方又は両方へとライン315B、315Cによって戻される。例えば、約900nm〜1700nmの光学波長が分光計320に伝送され、約200nm〜約800nmの光学波長が分光計335に伝送される。光学モニタリング装置128は、分光計335に連結された信号ライン330に連結されており、チャンバ100からの帰還信号を伝送する。信号ライン330はライン315Cにコネクタ355によって連結される。一実施形態において、帰還信号は、チャンバ100内のプラズマ305からの反射エネルギーである。信号ライン330は、ワイヤ、ケーブル又は光ファイバであってよい。] 図3 図5
[0038] 上述したように、分光計335はOES測定用に構成されており、処理容積106内でのエッチングの状態を示す。例えば、向上したエッチング処理制御は、エッチング中のフォトマスク上の膜のリアルタイム伝送のモニタリングによって促進される。マスクの吸収層(例えば、クロム(Cr)は低いが測定可能な透過率をエッチング開始時に有する(典型的には1%〜15%。膜タイプに左右される)、この透過率は、エッチング中に膜が薄くなって完全になくなる(透過率100%)まで予測可能な形で上昇する。透過率100%はエッチングの終点を示し得る。]
[0039] 図4Aは、光ファイバケーブル束215の一実施形態の等角断面図である。図示の光ファイバケーブル束215は19本のファイバから成るが、必要に応じてファイバの数は増減することができる。個々のファイバのサイズ及び光ファイバ束215内のファイバの本数は、光ファイバケーブル束215のサイズが最少になるように選択され、これによって光ファイバケーブル束215全体が小さくなる。ここで再度図3を参照するが、ファイバ410、420は集合的にライン315Aによって表されており、また広帯域光源325からの光信号を伝送するために使用される。ファイバ415、425はライン315B、315Cによってそれぞれ表され、また基板144及び/又はプラズマ305で反射した光信号を伝送するために使用される。ファイバ405は「不通(dead)」であり、代替又は追加の光伝送用途に使用される。一実施形態において、ファイバ405は、光ファイバケーブル束215に機械構造を加えるために使用され、構造ファイバ405と称される。一実施形態においては、ファイバ405、410、415、420、425の1本以上がマルチモードファイバである。] 図3 図4A
[0040] 図4Bは、光ファイバケーブル束215の別の実施形態の断面図である。この実施形態において、ファイバ405、410、415、420、425のそれぞれは部位又は区域ごとに配置されており、この部位又は区域のそれぞれには、ファイバの少なくとも1本が含まれる。例えば、区域450には1本のファイバ(410)が含まれ、区域455には6本のファイバ(410、415を含む)、区域460には12本のファイバ(405、420、425)が含まれる。加えて、明確にするために、ファイバ410、415、420、425にはS又はRの符号がふられ、Sはソースファイバを表し、ソースファイバは広帯域光源325(図3)からの光エネルギーを伝送し、Rは帰還ファイバを表し、帰還ファイバは処理容積106からの光エネルギーを分光計320、335(図3)に伝送する。] 図3 図4B
[0041] ファイバ410S、415R、420S、425Rは、波長の選択的な減衰を行うように構成することができる。例えば、ファイバ410S、415Rは、赤外波長を優先的に伝送しながら、緑及び青の波長を減衰するように選択され、ファイバ420S、425Rは、UV−Vis範囲の波長を優先的に伝送するように選択される。加えて、区域450、455、460内のファイバのパターンによって、ファイバ間のクロストークが最小限に抑えられる又は排除される。例えば、ファイバ410S(NIR波長を処理容積106に伝送する)は内方区域450及び第2区域455に位置決めされ、外方区域460内のファイバ425Rから空間的に分離される。ファイバ405、410S、415R、420S、425Rの空間的分離によって光エネルギーの優先的な伝播が促進され、ファイバ間での残留クロストークが最小限に抑えられる又は排除される。]
[0042] 各区域450、455、460は互いに半径方向及び/又は同軸関係に配置することができ、実質的な円形とすることができ、この実質的な円形には、実質的な円形、実質的な六角形、これらの組み合わせ及び円又は六角形に似たその他の多角形が含まれる。例えば、区域455は、区域450の半径方向外側に実質的な円形で配置される。同様に、区域460は、区域455の半径方向外側に実質的な円形で配置される。]
[0043] 一実施形態において、内方区域450は光ファイバケーブル束215の実質的な幾何学中心にあり、第2及び第3区域455、460は、この内方区域450を中心に同軸的に配置される。第2区域455には、複数のソースライン(ファイバ410S)及び複数の帰還ライン(ファイバ415R)が含まれ、ソースラインがどの帰還ラインとも隣り合うことがない互い違いのパターンに配置される。外方区域460も複数のソースライン(ファイバ420S)及び複数の帰還ライン(ファイバ425R)を含み、1本のソースファイバ420Sは2本の帰還ファイバ425Rの間に位置決めされる。加えて、帰還ファイバ425Rのそれぞれは、外方区域460において構造ファイバ405によって分離される。]
[0044] 図5は、光伝送装置205の一実施形態の概略断面図である。光伝送装置205は図1及び2の経路138と整列するように構成され、また光学モニタリングシステム140との間で光信号を光ファイバケーブル束215を介して送受信するように構成される。光伝送装置205は、光ファイバケーブル束215、蓋プレート202の上面に連結できるように構成された取付ブラケット505を含み得るレンズ装置(例えば、コリメータ等のレンズ装置211)、ウィンドウ142及びプラグ254を含む。レンズ装置211は、光学モニタリングシステム140から光エネルギーを、光ファイバケーブル束215、ウィンドウ142、プラグ254内のチャネル260を通してガス分散プレート210に形成された開口部262にまで伝送することによって基板支持体148の上面の面及びその上の基板144に対して実質的に垂直(例えば、実質的に直角)のビーム525を生成するように構成される。同様に、反射した光エネルギーの全て又は大部分が開口部262、チャネル260、最終的には光ファイバケーブル束215を通して光学モニタリングシステム140へと指向される。] 図1 図5
[0045] 本明細書に記載の実施形態ではシリコン(Si)の光吸収端に基づいて光学的メトリックが得られ、シリコンの光吸収端は一般にシリコンバンドギャップのものの近くにある。一般に、温度が上昇するにつれ、シリコンバンドギャップは狭くなり、これによってシリコンの吸収端がより低い光エネルギー又はより長い波長に移動する。参考として挙げると、室温前後でのシリコンバンドギャップは約1.12eVであり、これは約1.107ミクロン(μm)の光エネルギーに相当し、約410℃では、シリコンバンドギャップが約0.9eVに低下し、これは約1.291μmの光エネルギーに相当する。言い換えると、シリコンウェハの温度が上昇するにつれ、シリコンの不透明性が低下し、本明細書に記載のスペクトル検出システム300は変曲点(不透明性と透明性との遷移点と定義し得る)を、個々の波長での強度変化と共に温度の関数としてモニタし、シリコンウェハから情報を抽出する。]
[0046] 図6A及び6Bは、エッチング処理における基板144の概略断面図である。図6Aにおいて、層602及びパターンマスク610は、基板144上に図示されている。層602は単一材料から成る膜(例えば、誘電体膜、金属膜、集積回路で使用されるその他いずれの膜)又は(図示されるような)パターンが形成されていない若しくはパターンが形成された多層膜積層体を含むことができる。続くエッチング処理において、層602を、エッチマスクとしてのパターンマスク610を使用してエッチングすることができる。層602はいずれの慣用の薄膜堆積技法を使用して形成することもでき、例えば原子層堆積(ALD)、物理気相蒸着(PVD)、化学気相蒸着(CVD)、プラズマCVD(PECVD)及び例えばCENTURA(商標名)、ENDURA(商標名)の処理リアクタ又はカリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から入手可能な別の処理システムを使用して実行される技法である。] 図6A
[0047] パターンマスク610は一般にフォトレジストマスク、αカーボン(すなわち、アモルファスカーボン)マスク、ハードマスク、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から入手可能なAdvanced Patterning Film(商標名、APF)等の形態である。一例示的な実施形態において、パターンマスク610はフォトレジストマスクである。説明にあたって図6Aを参照するが、パターンマスク610は高さ614を有し、また幅606、618をそれぞれ有する構造体620、630(例えば、ライン、壁、カラム等)を含む。幅606は幅618又はパターンマスク610のその他いずれの構造体の幅よりも狭い。] 図6A
[0048] 一実施形態において、スペクトル検出システム300は、エッチング処理中の基板144上の構造体620の高さ614に対応するメトリックをリアルタイムで測定するように構成されている。エッチング処理中、光伝送装置205は、UV−Vis及びNIR範囲(例えば、約200nm〜約1700nm)の波長を有する入射光を生成する広帯域光源325を使用して基板144に光を照射する。一般に、このような放射光は基板144に対して実質的に直角に指向され、また基板上の約1mm〜約12mmの領域に光を照射する。このため、一応用例において、ビーム径は約1mm〜約12mmである。一実施形態において、基板144上の領域に照射されるビーム径は約10mmである。別の実施形態において、ビーム径は4mm以下、例えば約1mmである。より具体的には、光伝送装置205は、限界寸法(幅606等)を有する構造体620が占める基板144上の領域に光を照射する。]
[0049] 測定の精度を向上させるために、広帯域光源325からの入射光の強度を任意で変調し及び/又は入射光をパルス化し、また偏光させてもよい。一実施形態において、入射光の変調の周波数は最高で約10Hzである。一般に、光伝送装置205は、上述したように干渉及び/又は分光による測定を行うように構成することができる。]
[0050] 入射光(光線R1)は、構造体620を照らすために光伝送装置205から放射されると、一部が表面621で反射し(光線R3)、一部が構造体620内へと伝播する(光線R5)。光線R5は更に、一部が構造体620下の表面605を通り抜けて層602(光線R6)内へと伝播し、そこで吸収される。光線R5の一部は、構造体620(例えば、フォトレジスト)の材料によって吸収され(光線R7)、光線R5の一部は反射する(光線R4)。加えて、構造体620近くの領域603を照らす入射光の一部(光線R2)は一部が層602内へと伝播し(光線R8)、そこで光線R2は吸収され、一部は層602で反射する(光線R9)。]
[0051] 図7は、エッチング処理における基板144の別の実施形態の概略断面図である。この実施形態において、基板144はシリコン(Si)であり、トレンチ715が基板144の垂直方向(方向Z)にパターンマスク610及びサブマスク612を使用してエッチングされている。光伝送装置205からの入射光(光線R10)は基板144に異なる垂直深さで衝突し、光線の一部は、基板の温度及び/又は光伝送装置205からの光エネルギーの波長に応じて反射する(光線R11)。ある温度及び/又は波長では、光線R10は、図7に図示されるように基板144の背面720で反射する。様々な層の屈折率における不連続性(参照番号725、730、735、740によって表される)によってはっきりとした干渉縞が生じる。この干渉縞のデータを使用して、周波数に基づいたフーリエ解析技法又は時間領域におけるその他の分析技法によりエッチング深さを計算する。] 図7
[0052] 図8は、微小電気機械システム(MEMS)によるエッチング処理中に波長1.6μmで収集されたデータを表すグラフ800である。曲線805は、このエッチング処理中に収集された干渉信号を表す。点810は、図8に図示のデータに基づいて約4.39μmのトレンチ深さを示す。図9は、チャンバ100からのNIR信号を使用した、分光計320(図3)によってエッチング処理中に収集されたプラズマ発光データを示すグラフ900である。] 図3 図8 図9
[0053] 図10は、基板温度の関数としてのシリコン吸収端の点を示すグラフ1000である。光伝送装置205の使用において、約4nmのスペクトル分解能によって約2℃以内の温度測定精度が得られることが判明している。] 図10
[0054] 相対吸収スペクトルの計算
図11は、基板144に印加される光エネルギーを干渉し得る、光伝送装置205の様々な要素(レンズ装置211、ウィンドウ142、プラグ254等)の反射を示す概略図である。予想外の反射を補正するために、相対吸収スペクトルを求める。番号1115の図において、光ファイバケーブル束215は、光線R12として示される光を発し、この光はレンズ装置211、ウィンドウ142、プラグ254を既知の温度(約25℃等)に維持された基板144の表面へと通過する。光は基板144で反射してプラグ254、ウィンドウ142、レンズ装置211を通って光ファイバケーブル束215へと戻る。光線R13で示される反射光は基板の温度を示し、システムハードウェア(プラグ254、ウィンドウ142、レンズ装置211等)からの反射光によってもたらされたエラーも含む。] 図11
[0055] このエラーの原因をつきとめるために、図1110に図示されるように、光を、光線R12によって示されるように、プラグ254、ウィンドウ142及びレンズ装置211に、チャンバ内に基板を置かずに通す。光吸収ディスクを基板支持体に配置することによって、光が反射してプラグ254、ウィンドウ142及びレンズ装置211を通って光源に戻るのを防止してもよい。従って、反射して光ファイバケーブル束215に戻る光は全部ではないにしても殆どがプラグ254及び/又はウィンドウ142(光線R14)及び/又はレンズ装置211(光線R15)からの反射光である。]
[0056] 図1115の基準基板及び図1110の反射エラーから得られた情報を使用して、基板144の温度を図1105に図示されるように分解し計算することができる。光ファイバケーブル束215は光線R12によって示される光を発し、この光はレンズ装置211、ウィンドウ142及びプラグ254を、温度を求める対象である基板144の表面へと通過する。光は、光線R13によって示されるように、基板144で反射してプラグ254、ウィンドウ142及びレンズ装置211を通って光ファイバケーブル束215に戻る。反射光R13には、基板144(光線R13)、プラグ254及び/又はウィンドウ142(光線R14)並びにレンズ装置211(光線R15)で反射した光が含まれる。図1110、1115に記載の技法を通して得られた情報を利用して、基板144の相対光吸収を、プラグ254、ウィンドウ142及びレンズ装置211で反射した光を除外し、既知の温度の基板で反射した光を計算することによって計算することができる。ランプ出力の差異についての補正係数も計算に含めることができる。]
[0057] プラズマ発光作用の排除
エッチング処理中、プラズマ発光から生じるノイズが分光計320、335によって検出されることがあり、情報が不正確になる。従って、プラズマノイズのフィルタリングによりプラズマ発光を軽減又は排除し、より正確な光学情報を分光計に送ることが望ましい。]
[0058] 図12は、広帯域光源325を利用したプラズマフィルタリング法の一実施形態の概略図である。この実施形態において、広帯域光源はランプ1202(キセノンフラッシュランプ等)である。図1205はランプ1202が「オン」であることを示し、光線12は基板144に向かって指向されている。光線R15は、基板144及びハードウェアで反射して戻ってきた放射光とそれに加わるプラズマ305からの放射光を示す。図1210はランプ1202が「オフ」であることを示し、光線R16はプラズマ305からの放射光を示す。光線R15及び光線R16の強度「I」を求めることができ、ハードウェア及びランプの反射スペクトルは以下の式:
IランプON−IランプOFF
によって計算することができる。] 図12
[0059] 別の実施形態において、プラズマ発光作用は、メジアンスペクトルフィルタを使用してフィルタされる。この実施形態においては、以下のアルゴリズム:
AI=メジアン(Ai−n/2,Ai−n/2+1,・・・・Ai+n/2−1,Ai+n/2
を使用する。この式においてi=強度であり、n=基板の枚数である。]
[0060] 図13は、フィルタリングされた吸収スペクトルデータと比較した生の吸収スペクトルデータを示すグラフ1300である。フィルタリングされていない吸収スペクトルデータはトレース1305によって示され、フィルタリングされた吸収スペクトルデータはトレース1310によって示される。図示されるように、プラズマ発光による強度の急上昇は実質的に排除される。] 図13
[0061] 作業において、基板144は、上述のように構成された処理チャンバに供給され、基板支持体上に配置される。エッチャントガスが処理チャンバに供給され、点火されてプラズマとなる。処理チャンバ上部の光学的に透過性の領域に指向された光ファイバケーブル束215は、少なくとも1つの周波数又は周波数範囲の電磁エネルギーを処理チャンバに伝送する。光ファイバケーブル束は、例えば、第1周波数の電磁エネルギーを処理チャンバに伝送するための第1ソース束及び処理チャンバ内の第1周波数の電磁エネルギーを検出するための第1受信束を備える第1アクティブ束を含み得る。光ファイバケーブル束は、第2周波数の伝送を行うための第2ソース束及び第2受信束も含み得る。光ファイバケーブル束は、第3の束となり得る、もう一方のアクティブ束中を伝播する信号間の干渉を最小限に抑えるように構成された間隔束も備えていてよい。構造束を、光ファイバケーブル束内の剛性又は機械的強度が上昇するように構成することもできる。]
[0062] 光ファイバケーブル束215はエネルギーを基板に向かって、基板表面に概して直角に指向させる。光ファイバケーブル束に供給するエネルギーを1つ以上の特定の周波数で生成しても、広帯域スペクトルエネルギーとしてもよい。入射エネルギーの少なくとも一部が基板で反射して光ファイバケーブル束に戻り、光ファイバケーブル束によって1つ以上のスペクトル分析器に伝送される。スペクトル分析器はこの反射エネルギーのスペクトル特性を入射エネルギーのものと比較して基板の状態、例えばエッチング処理の進行具合及び/又は温度を求める。処理条件は、反射エネルギーの分析に基づいて調節される。]
[0063] 図14は、終点検出方法1400の一実施形態を示すフローチャートである。1410で、基板をチャンバ100に供給し、基板支持体上に位置決めする。チャンバ100は、基板及び/又は基板支持体の面に対して垂直に位置決めされる第1光学ウィンドウ(ウィンドウ142等)と、基板及び/又は基板支持体に対して概して半径方向に位置決めされる第2ウィンドウ(ウィンドウ127等)を含む。1420において、フォトマスク(パターンマスク610等)を基板の隣に位置決めすることによって基板上でのパターン形成を促進する。処理ガスをチャンバ内へと1430で導入し、1440で処理ガスのプラズマを基板と第1光学ウィンドウ(142)との間で発生させる。1450で、光エネルギー(UV−Vis及び/又はNIRスペクトルの光等)を基板に向かってプラズマに指向させる。1460に示されるように、処理中、第1信号(基板からの反射光等)が第1ウィンドウで検出され、第2信号(プラズマ属性を示す信号等)が第2ウィンドウ(127)で検出される。一実施形態において、第1信号にはIEPメトリックが含まれ、第2信号にはOESメトリックが含まれる。ウィンドウ142及び/又は127で検出されたIEP及びOESメトリックの一方又は両方に基づいて、1470に示されるように、1440で発生させたプラズマを停止させる。例えば、IEPメトリックには、トレンチ深さ、トレンチ幅等の属性、エッチング進行度を示すその他の属性及びメトリック並びに温度を示すものが含まれる。OESメトリックには、プラズマの状態、エッチングの進行度その他を示すものが含まれる。加えて、プラズマを停止させる前に、基板の温度をモニタし及び/又は第1ウィンドウで検出された情報に基づいて調節することができる。] 図14
[0064] 本明細書に記載の実施形態は、広帯域エネルギー源(本明細書で記載されたような広帯域光源325及び/又はランプ1202等)を使用したIEP及びOES分析についてのものである。これらの分析の一方又は両方を利用して、エッチング処理の終点、基板の温度、エッチング選択性、その他のパラメータを求めることができ、処理条件をこの分析の一方又は両方に基づいて調節することができる。従って、プラズマから放出された電磁エネルギーを、基板に対して半径方向の関係にあるチャンバの側壁に配置された光学検出装置で検出することができ、既知の周波数の電磁エネルギー及び/又は光は、基板に対して実質的に垂直の角度で配置された光学検出装置で検出することができる。プラズマ及び/又は既知の周波数の光が放出したエネルギーを分析し、上述のその他の分析と比較して結果の精度を向上させてもよい。]
[0065] 本明細書に記載の実施形態によって、OES終点及びIEP終点の両方に到達したことを特に開口面積が狭いトレンチを処理する場合に高い信頼性でもって確認できることを含む、処理上の恩恵がもたらされる。例えば、OES及びIEP終点を利用し、この2つの方法を比較することによって、終点法の一方におけるプロセスドリフト及び/又は誤りを検出する。処理の均一性についての評価及び中心で速くする又は遅くするエッチング条件へのモニタリングは、IEP及びOES終点についての終点時間(平均)を比較することで改善することができる。IEP信号をOES信号で割ることによるフォトマスクを通したOES信号の正規化を行うことができる。この正規化によって、プラズマの明るさ及び変動からは総じて独立した真の伝送測定がなされ、またフォトマスクの測定されたスペクトル透過率と透過についてのリアルタイムモデルとを比較することができ、エッチング中のエッチング層(例えば、Cr層)の厚さを求めることができる。正規化によって、フォトマスクの測定されたスペクトル透過率とスペクトル透過についてのリアルタイムモデルとを比較することもでき、エッチング中のマスキング層(例えば、フォトレジスト)の厚さを求めることができる。]
[0066] 上記は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく本発明のその他及び更に別の実施形態を創作することができ、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲に基づいて定められる。]
权利要求:

請求項1
処理チャンバであって、処理容積を有するチャンバ本体アセンブリと、チャンバ本体部の天井部に連結され且つ光計測信号を伝送可能な領域を有するシャワーヘッドアセンブリと、チャンバ本体部の半径方向位置で処理容積を観察するように配置された光学モニタリング装置と、シャワーヘッドアセンブリの伝送領域を通してシャワーヘッドの面に直交する角度でチャンバ本体部の処理容積を観察するように配置されたスペクトル検出システムとを備えるチャンバ。
請求項2
スペクトル検出システムが光ファイバ束を備え、光ファイバ束が更に、複数の第1ソースファイバ及び複数の第1信号ファイバを備える第1アクティブ部位と、複数の第2ソースファイバ及び複数の第2信号ファイバを備える第2アクティブ部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3インアクティブ部位とを備える請求項1記載の処理チャンバ。
請求項3
複数の第1ソースファイバの一部が複数の第1信号ファイバに対して離間関係に配置され、複数の第1ソースファイバの一部及び複数の第1信号ファイバが互い違いに実質的な円形に配置される請求項2記載の処理チャンバ。
請求項4
複数の第2信号ファイバのそれぞれが、複数の第1ソースファイバの少なくとも1本及び複数の第1信号ファイバの少なくとも1本に隣接し、複数の第2信号ファイバが実質的な円形にその間に複数の第2ソースファイバの1本を挟んで配置される請求項2記載の処理チャンバ。
請求項5
複数の第2信号ファイバ及び複数のアクティブでないファイバが実質的な円形に配置され、複数の第2信号ファイバのそれぞれが1本のアクティブでないファイバによって分離される請求項2記載の処理チャンバ。
請求項6
放射光源及び少なくとも1つの分光計に連結された光ファイバケーブル束であって、束に固定された複数の光ファイバを備え、束が、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位が共通半径上に配置され、各ソースファイバが、共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離される光ファイバケーブル束。
請求項7
第1、第2及び第3部位が互い違いに実質的な円形に配置される請求項6記載の光ファイバケーブル束。
請求項8
第2部位が複数の第1ソースファイバと複数の第1信号ファイバを備え、複数の第2信号ファイバのそれぞれが複数の第1ソースファイバの少なくとも1本及び複数の第1信号ファイバの少なくとも1本に隣接し、複数の第2信号ファイバが実質的な円形にその間に複数の第2ソースファイバの1本を挟んで配置される請求項6記載の光ファイバケーブル束。
請求項9
第3部位が、複数のアクティブでないファイバに実質的な円形で隣接する複数の第2信号ファイバを備え、複数の第2信号ファイバのそれぞれが1本のアクティブでないファイバによって分離される請求項6記載の光ファイバケーブル束。
請求項10
光ファイバケーブルが更に、第2部位が第3部位の半径方向内側に位置し且つ少なくとも1本のソースファイバが第2部位に対して半径方向内側に位置する実質的な円形を含む請求項6記載の光ファイバケーブル束。
請求項11
基板を処理する方法であって、エッチングチャンバ内の基板支持体上に位置決めされた基板をエッチングし、基板はプラズマの存在下でパターンマスク層を通してエッチングされ、光エネルギーをプラズマへと基板に向けて導入し、第1信号及びプラズマからの第2信号を収集し、第1信号を光ファイバ束を通して検出装置に伝送することを含み、光ファイバケーブル束は、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位は共通半径上に配置され、各ソースファイバは、共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離され、方法が更に、収集された信号に応答してエッチング処理を制御することを含む方法。
請求項12
第1信号が基板で反射した光エネルギーによって発生し、第2信号がプラズマからの光エネルギーによって発生する請求項11記載の方法。
請求項13
光エネルギーが第1部位のファイバによって基板に向けて指向され、光エネルギーが、基板の面に対して垂直の角度で基板に向けて指向される請求項11記載の方法。
請求項14
第1信号が第2部位によって基板の面に直交する角度で収集され、第2信号が基板に対して半径方向の位置で収集される請求項11記載の方法。
請求項15
処理システムによって実行されると処理システム内で行われるエッチング処理を制御する命令を格納するコンピュータ可読性媒体であって、エッチング処理が、処理システム内の基板支持体上に位置決めされた基板をエッチングし、基板はプラズマの存在下でパターンマスク層を通してエッチングされ、光エネルギーをプラズマを通して基板に向けて指向させ、第1信号及びプラズマからの第2信号を収集し、第1信号を光ファイバ束を通して検出装置に伝送することを含み、光ファイバケーブル束が、放射光源に連結された第1端部及び放射光源からの放射光を処理チャンバへと指向させるように位置決めされた第2端部を有する少なくとも1本のソースファイバを備える第1部位と、少なくとも1つの分光計と通信する第1端部及び処理チャンバからの光信号を受け取るように位置決めされた第2端部を有する複数の第1帰還ファイバを備える第2部位と、複数のアクティブでないファイバを備える第3部位とを備え、第2部位及び第3部位は共通半径上に配置され、各ソースファイバは、共通半径に沿って、帰還ファイバの少なくとも1本、アクティブでないファイバの少なくとも1本又は帰還ファイバとアクティブでないファイバの両方のいずれかによって分離され、エッチング処理が更に収集された信号に応答してエッチング処理を制御することを含むコンピュータ可読性媒体。
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